日々の健康な状態を保つためには、食事もとても重要な要素になります。
昔からよく「医食同源」と言われますが、体の基礎を作るのは食事なので食事の内容に気をつけるとより一層健康になります。
東洋医学では、食材ごとに体を温める「陽」の性質を持った食材と、逆に体を冷ます作用のある「陰」の性質を持った食材があると考え、それらを人のタイプに当てはめ食べると良いとされています。
例えば、「陽」の食材の代表的なものは、生姜やにんにくなどです。
冬によく、体を温めるためにジンジャーティーを飲むと良いなんて言われますが、これは「陽」の性質を持った食材なので寒がりな体質の方にはとても良いです。
「陰」の食材の代表的なものは夏野菜に代表される、キュウリやナスなどです。
暑がり体質の人や、ほてった体を冷ましたい時などに食べると効果的です。
しかし寒がりな方が、キュウリなど「陰」の食材を沢山食べ過ぎると逆に体がさらに冷えてしまうので、そこは少し注意が必要かも知れません。
このように、人それぞれのタイプに合った食材を取り入れるとさらに健康増進に役立つと思います。書店などでは食材ごとにどのような性質を持っているのかがわかる栄養に関する本などもあるので、興味のある方はお試し下さい(^0^)